コラム

fuuboとは何か?販売許容とは何か?について解説

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fuuboという食品を販売する無人機が結構、駅などで見かけます。これは、食品ロスとなりそうな食品を割引価格で販売しているものです。
販売するのは、無人の販売機です。これは非常に目立つ場所に置かれていて、食品ロスやSDGSなどのアピールに役立っています。
今回は、fuuboとは何か?販売許容とは何か?などについて解説します。

fuuboとは?

fuuboとは、食品ロスを削減するための無人販売機です。fuubo(フーボ)と読みます。
fuubo(フーボ)は、食品ロスとなりそうな食品を無人の販売機で販売するというもので、販売機を目立つ場所、駅や公共施設などに置くことでSDGSをアピールできるようになっています。
それによって、無人販売機に会社のアピールとなるようにメッセージを記しておけば、食品ロスを削減している活動をしている会社であると伝わります。
ちなみに、ツイッターのプロフィールには、下のように書かれています。
日本初🇯🇵食品ロス削減のための非対面・非接触・キャッシュレス型無人販売機

fuuboの公式サイトは?

fuuboの公式サイトや運営会社は下となります。
fuubo(フーボ)
ZERO株式会社

fuuboの売上は?

fuuboの売上は調べるかぎりは公表されていないようです。ここからは想像ですが、おそらく売上重視よりも、SDGSなどの環境活動をしている会社としての宣伝目的の方が大きくなっていると思います。
実際、無人販売機で売っているところを見たのですが、どう考えても継続して売れるような感じではありませんでした。
時折、物珍しそうに人が近づいてきて見ていますが、誰も購入されていません。
それもそのはず、いくら安くても、いらないものは買わないでしょうし、ほんとに必要なものではなく、賞味期限の近づいている食品が中心なわけですから、どうしてもほしいものではありません。

fuuboは環境活動のアピール

そのため、売上はそこまで上がっていないと思います。また無人販売機の設置費用や維持コスト、食品の物流費を考えるとどう考えても利益はほとんど出ないです。環境活動を目的として行動となっていることは当然です。
そもそも食品ロスはなぜ起きるのでしょうか。

なぜ食品ロスが起きるのか?

食品ロスが起きる理由は、さまざまです。
製造上の食品ロス
販売許容のルール
家庭内でのロス
主に上のような理由があると思います。そもそも食品を製造する上で、ロスが出ています。果物なら不揃いのもの。精肉なら、脂身の部分などです。
そして、販売許容の問題も出てきます。

販売許容とは?

販売許容とは、販売する側が決めたルールです。いつまで販売できるか?を食品別に決めています。よく言われているのが、賞味期間の3分の1ルールです。
これは、賞味期間が90日だったとして、残り30日を切ると販売せずに売り場から下げるという考えです。
これによって、売れない販売許容を過ぎた食品を売り場から下げて、処分していました。現在は、食品ロス削減の観点から、他への転売や少し値引きをして、別の売り場で販売するなどのさまざまな対応をおこなっています。

年間のロス額は?

年間のロス額や食品ロスについての細かな内容は下の記事で説明しています。

まとめ

今回は、fuuboとは何か?販売許容とは何か?について解説しました。
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